使い終わったノートは、書いている間ほど頻繁には開かなくなります。
それでも、しばらくしてから以前の内容を確認したくなることはあります。そんなとき、何冊ものノートが同じ場所に重なったままだと、目的の一冊を見つけるまでに時間がかかります。保管するときは、ただ空いている場所へしまうのではなく、使っているノートと分け、外から中身を見分けられるようにしておくと探しやすくなります。一冊の中に複数の内容を書いている場合は、1冊のノートをテーマごとに分けて使う方法もあわせて意識すると、使い終えたあとも目的のページをたどりやすくなります。
書き終えたノートを、どんなときに見返すでしょうか。探す場面から収納を考えてみてください。
使い終わったノートをそのまま積まない

一冊を書き終えたあと、とりあえず机や棚の空いている場所へ置くと、次に使い終えたノートもその上へ重なりやすくなります。冊数が少ないうちは困りませんが、増えてくると下にあるものが見えなくなり、どこに何があるのか分かりにくくなります。
まずは、現在使っているノートと、もう続きを書かないノートを分けることから始めます。同じ場所に混ざっていると、開くたびに使用中かどうかを確認する必要があるためです。使い終えた時点で保管する場所へ移すだけでも、手元にあるノートの役割が分かりやすくなります。
最後のページまで使い切っているかどうかだけで判断する必要はありません。
途中に空いたページが残っていても、その内容について今後続きを書く予定がないなら、一区切りついたノートとして保管できるでしょう。
反対に、まだ書き足したいことがあるなら、保管側へ移さず使用中として残しておきます。
どちらに分けるか迷うノートが多い場合は、まず今使っているものを整理すると判断しやすくなるかもしれません。使いかけのノートをすっきり整理する方法も参考にしながら、これから開くものと、いったん保管するものを分けるとよいでしょう。
外から内容が分かるようにしておく

まずは一つの棚や箱に集め、同じ基準で並べてみましょう。
保管したノートをあとから探すとき、一冊ずつ開かなければ内容が分からない状態では、目的のものを見つけにくくなります。そこで、閉じたままでも大まかな中身が分かるように、小さな手がかりを残しておくと便利です。
たとえば、表紙や背の見やすい位置に、その一冊で主に扱っていた内容や使っていた時期を短く記しておく方法があります。細かな項目まですべて書く必要はありません。自分が見たときに「これは何についての一冊か」を思い出せる程度で十分です。
似た内容のノートが複数ある場合は、内容だけでなく順番も分かるようにすると探しやすくなります。
使い始めた順や使い終えた順など、自分にとって分かりやすい目印をそろえておけば、同じような表紙が並んでいても区別しやすくなります。
外側へ細かく書きたくない場合は、最初のページに大まかな内容をまとめておき、保管時の並び方と組み合わせても構いません。ただし、外からまったく見分けられない状態だと一冊ずつ確認することになるため、閉じた状態でも何らかの手がかりがあると扱いやすくなります。
保管する場所と並べ方を決めよう

内容を見分けられるようにしたら、次は保管する場所を決めます。使い終わったノートが複数の棚や引き出しに分散していると、探す場所そのものが増えてしまいます。
できるだけ一か所、または大きなまとまりごとに決めた少数の場所へ集めると把握しやすくなります。
並べ方も複雑にする必要はありません。使い終えた順番に並べる、内容のまとまりごとに並べるなど、自分が迷わず続けられる基準をひとつ決めます。いくつもの条件を組み合わせるより、見た瞬間にどこを探せばよいか分かる単純な方法のほうが保ちやすくなります。
立てて並べるなら、外から付けた目印が見える向きをそろえると探しやすくなります。重ねて置く場合は、下にあるものほど取り出しにくくなるため、ときどき並びを確認し、見返すことが多いものを手に取りやすい位置へ移す方法があります。
外へ持ち出していたノートを使い終えたときも、持ち歩くものの中に残したままにせず、保管場所へ戻すと区別しやすくなります。
持ち歩くノートを増やしすぎない整え方と同じように、今使うものと役割を終えたものを分けることが整理につながります。
使い終わったノートを見返しやすく保管するには、特別な方法を用意するより、使用中のものと分け、外から内容を判断できる目印を残し、決まった場所へ一定の基準で戻すことが大切です。
同じ流れで保管していけば、冊数が増えても目的の一冊を探しやすくなります。書き終えたあとまで分かりやすく整えておくことで、過去に書いたページも必要なときに自然に見返せます。
